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美幌町
観光まちづくり協議会

  • 〒092-0004
    美幌町仲町1丁目44番地
    経済センター2F
  • TEL:0152-73-5251
  • FAX:0152-73-5253

美幌町観光まちづくり協議会ワーキングメンバー平岡 敏幸(農業経営者)

自分の中の大義や目的として、
国産品の重要性や産地の理解促進を、
次世代へ繋げていくことを掲げながら。
「冬姫」(冬に収穫するグリーンアスパラのブランド名ブランド名)は何年前から栽培していますか。
平岡:4年くらい前から始めています。出荷は農協が基本になり、販売は札幌や美幌近郊が主になり、少量ではありますがネット販売も行っています。11月から年末へ向けての引き合いが強いので生産量の安定が課題になります。
どういった層の方が購入するのですか。
平岡:基本的にはスーパーや百貨店の売場やギフト品などで購入されています。価格は春物の倍近い値段で取引されるので、我々としても良質に心がけ出荷しております。
出身は美幌でしょうか。
平岡:はい。Uターンで戻って来ました。生まれてから高校卒業まで美幌にいて、札幌の専門学校に2年間、建築会社に1年、飲食店で7年働き、27歳の時に美幌に帰ってきました。
戻ったきっかけは何でしょうか。
平岡:一応、もともと20代後半で戻ってくるという話をしていました。
ご兄弟はいらっしゃいますか。
平岡:姉が二人います。
お父さんに教わりながら農業の知識を身につけたのでしょうか。
平岡:父と周りの同世代の人たちに教わりました。
農業で難しいことは何でしょうか。
平岡:全て難しいといえば難しいです。経営も難しいですし、天候の厳しさはこの数年特に感じています。
投資の額も結構するのではないでしょうか。
平岡:我が家ではそうでもないのですが、一般の人から見たら安くはない額になると思います。
修学旅行の受け入れを始められていますが、収入よりも交流やコミュニケーションに喜びを覚えていると聞いています。それについてお聞かせください。
平岡:もともと食育活動はどこの地域でも行われていますが、国産の農畜産物をPRする時に、消費者の方にまだ理解を得られてない部分があることに気付きました。諸外国には自国での賄う農畜産物の重要性を国民の共通認識として持っている国もあり、日本でもそのような考えが広がれば、農業振興地域としての幅が広がるのではないかと考えています。
それを目的とした時に、学生に推進することで理解が深まるということですね。
平岡:現在、日本の人口は減少に向かっていて農畜産物の生産量を維持しても今後売れなくなってくることは予想できると思います。国策としても輸出拡大を目指していますが、これらを農業維持のためだけで考えるのではなく、皆で考えないと人口減少が進む中、何をしても衰退の一途をたどるのではないかと思います。そのことを、これからを担う学生と農業を通じ地域の可能性を知ってもらえればと思っています。
実際そうした考えのもとで体験した高校生に変化などはありましたか。
平岡:楽しみつつ理解しつつ帰ってくれたと思います。今回来た高校には日本を背負って立つようになる人もいるとのことだったので、そうした人に田舎の世界を知ってもらえたのはよかったと思います。
第一次産業従事者の責任として、国産品の重要性や産地の様子の理解促進などがあると感じます。今後も受け入れを続けていこうという意向でしょうか。
平岡:自分の中では明確な目的があるので、受け入れ自体、面倒だと思うこともないので続けていきたいと思っています。
こうした受け入れをしている農家さんは、他にもいらっしゃいますか。
平岡:いると聞いてはいます。それぞれが考えを持っていると思うので、今後一緒に事業展開ができればと思っています。
他の農家さんにもこうした社会的責任を共有して欲しい気持ちはありますか。
平岡:共有したい気持ちはありますが、現段階では畑の病害虫や農繁期の受入れ負担などのリスクもあり、なかなか声をかけるのが難しいのが現実です。でも、同じ目的意識がある人がいれば是非お誘いしたいと思っています。
美幌町内の方々が町産品を使うというのは、消費量としては決して大きくはありませんが、町民の喜ぶ顔というのは、お金では測れない価値があるように思います。このような取り組みについてどう思いますか。
平岡:綺麗事になってしまうかも知れませんが、地元の方に喜んでもらえるのはお金以上に張合いも出てきます。ただ、個人的に直接販売できるのはアスパラのみになってしまうので、小麦や大豆などの原料作物も加工を通して喜んでもらえる品物として地元の方に提供できる取り組みは重要だと考えています。
冬にアスパラを育て、収穫するということで、普通の農家さんよりも忙しいのではないでしょうか。
平岡:確かにそう感じられるかもしれませんが、冬季間アルバイトをしている方もおられますので、仕事をしているという部分では違いはないかと思います。それにある程度、自由な時間も確保できるので、冬季間に栽培技術や経営の学習をして次年度へ向けての準備がしっかりとできます。
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